PATIO×MODERN

家族団らんの場、パティオを中心としたシンプルモダンな住まい

念願だった家族水入らずのバーベキューを実現する白いパティオ
プライバシーもしっかりと確保

 

ご主人の転職に伴ってスタートしたS様ご夫婦の住まいづくり。当初は対象外だったこの地は、すまいポート21の紹介で知りました。最寄り駅まで徒歩で10分とかからない距離。目の前にはコンビニエンスストア。少し足を延ばすとドラッグストアや100円ショップ。車を使えば巨大なショッピングモールまでわずか数分という買い物のしやすさ。「ここまでの利便性は期待していませんでした」というご家族の楽しみは、近隣のスーパーで手に入る新鮮な魚介類です。住まいづくりを始める直前まで、仕事の関係でご主人は被災地支援のため宮城県石巻市へ。奥様とお子様とともに暮らした現地での食卓は、ふんだんな海の幸に恵まれていたのでした。スーパーで入手したフレッシュな食材を自宅のパティオ(中庭)へ持ち込み、バーベキューで味わう楽しみは最高のリフレッシュといいます。
S様ご夫婦が住まいづくりにあたって最もこだわったのは、この「バーベキューのできる家」でした。それを実現したのが、ご近所の目から完全に遮断されながらも明るく閉塞感を覚えさせないパティオ。広々としたリビングだけでなく、隣の和室から二階の廊下や寝室、奥様の個室からも大きな窓越しに目を楽しませてくれます。
お住まいのコンセプトは「シンプルモダン」。白を基調に、アクセントに黒を交えたリビングが、それを見事に体現します。リビング階段はパティオを眺めるのに邪魔にならないスケルトン仕様。白い踏み板に黒い手すりが、リビングの色調と調和しています。二階には寝室、ご主人、奥様それぞれの個室、そして子ども部屋が配置されています。一階が白い床板なのに対し、二階はコーヒー色の木目模様。このコントラストが気分を切り替えてくれます。
こだわりのもう一点は、「それぞれの個室は自分たちの好きなように」というポリシーです。たとえば奥様の個室だけは他と異なるグレー基調の床板が敷かれ、アンティーク風のドアや調度が落ち着いた雰囲気を演出。額縁のようなピクチャーウィンドウからは、白いパティオが見下ろせます。ここは誰にも邪魔されない、奥様だけの憩いの場だそうです。ご主人の書斎は寝室の奥。南側にある奥様の個室とは反対の位置にあります。窓からは飯能や秩父の山々が見え、登山好きのご主人も大満足。この書斎で登山計画を存分に練り上げるのが楽しみなご主人、そして奥様にとって、ここは満点の住まいなのです。

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