DOMA×WA

建具や造作家具までこだわった美しい内装の住まい

建売住宅を購入し、およそ10年間暮らしたH様ご家族。3人のお子さんの成長とともに手狭となり、同時に間取りなど生活動線にストレスを感じていたそうです。職場から歩いて数分の住宅地に新居を建てることにしました。「家づくりのテーマは『家族が団らんできる家』でした。それまでの家は狭くて使い勝手が悪く、家族5人と4匹の犬がゆったりと過ごせる場所がなかったからです」と奥様は話します。H様邸の家づくりは、これまで住んだ家の住みづらい点を改善していくことからスタートしました。その指針となったのが奥様お手製の「家づくりノート」です。住宅雑誌やウェブサイトで気になった写真を切り貼りしたり、好みに合った部材や建材、住宅設備の詳細をずらり書き込んだもの。ガラスやタイル、壁材などこだわりは細部まで及びます。極めつきは奥様が手書きした「平面図」です。設計士が描くそれと寸分違わず、50分の1と100分の1の2つのスケールで描きました。これを工務店の設計士に初めて見せたとき、担当者は思わず息を飲んだとか。聞けば、およそ100枚は仕上げたというから驚きです。「家族の暮らしをイメージしつつ平面図を描くことで、生活動線が導き出せます。すると、間取りのどこに重きを置くべきかなど、優先順位がはっきりしました。例えば、玄関の位置を変えただけでも生活動線が一変するので、いかに具体的なイメージとして落とし込めるかがポイントです。ちなみに、一番頭を悩ませたのは階段の位置でした」

最終的には「家づくりノート」のイメージに一番合っていた工務店を選んだといいます。「幸運だったのは工務店の設計士さんと家に対する価値観やイメージが一致したことでした。専門家との家づくりはとても楽しく、充実した時間でした」

家づくりを存分に楽しんだH様邸は、住み心地も格別です。

フォームへ