今回はオール電化にのメリットついてご紹介します。
オール電化とは、家庭で使う調理、給湯、空調などの熱源に電気を使用する住宅のことを指します。
たとえば、調理では、ガスコンロではなく、IHクッキングヒーターを使い、
給湯では、ガス湯沸かし器ではなく、電気温水器やエコキュートと呼ばれる電気でお湯を作る設備を利用し、
空調では、ストーブではなく、床暖房やエアコンなどを使います。
・ガス代がかからない。
オール電化では、ガスを使わず、熱源に電気を使う為、ガス代が掛からないのがメリットです。
ガス機器を使わず、基本料金が掛からないので、
光熱費が電気代に一本化され、安く抑えることができます。
・電気のほうが復旧が早い。
地震や災害が発生した際に復旧がはやいのは、電気です。
ガスは、地中のガス管を復旧する必要があるため、復旧工事に時間がかかります。
災害の規模にもよりますが、電気は数日、ガスは1週間以上で復旧するので、
電気のほうが復旧のスピードが速いです。
・空調や給湯が安く使える。
ガスよりも安く、空調や給湯が使うことができます。
一般的にオール電化の電気料金プランでは、夜間時間帯の電気代が安く設定されています。
そのため、夜間の電力を利用して、日中使うお湯を溜めたり、
暖房の蓄熱したりすることで、安く使うことができます。
・住宅内に熱源を持たない為、安全に使える。
オール電化は、ガスを使わないので、ガス漏れや不完全燃焼などによる一酸化中毒が起きないため、安全です。
調理する際もIHクッキングヒーターを使う為、
消し忘れなどによる火災リスクが少ないので、とても便利です。
このように、メリットがたくさんあるオール電化住宅ですが、
注意しなければならないデメリットもあります。
次回は、オール電化住宅のデメリットについてご説明します。