SIMPLE×PLANE

高低差の使い分けで、居住空間に広がりを

一般住宅の天井高は2・4メートルほどですが、I様邸はそれより20センチも低い2・2メートルです。「低い=狭い」と思いがちですが、 床から天井ギリギリまでが開口部となるため、天井が低くても開放感が感じられます。しかも、リビングが吹き抜けになっているので約14帖のLDKは数字以上の広さに。高低差の使い分けが空間に広がりをもたらしました。

また、北側に配された約3帖の畳コーナーも広さの演出にひと役買っています。小上がりなのでさらに天井高は低くなりましたが、天井ギリギリまで伸びた障子(フィックス窓)の効果で閉塞感を感じません。

白い壁と障子越しに入るやわらかな自然光により、居心地のよい空間になりました。

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