マイホーム計画中の夫婦喧嘩ランキング こじらせると離婚リスクが増大!まとめ

まとめ:一番の解決法は思いやり

マイホーム計画中の夫婦喧嘩ランキング10は、次のようなものでした。

第10位:子どもの世話
第9位:建物の種類
第8位:まかせっきりにされ負担が大きい
第7位:後からダメ出しする
第6位:タイミング
第5位:間取り・外壁・内装
第4位:デザイン・カラー
第3位:立地
第2位:予算配分
第1位:住宅ローン

「なるほど。やっぱりそこでモメるのか」といった想定内の原因もあれば、「えッ、そんなことでモメるの?」と想定外の原因もあったのではないでしょうか。
まとめとして、経験者や担当者に聞いた対策をご紹介します。

対策① 自分のこだわりと相手のこだわりを最低1つは採用する

問題の大小はあるけれど、マイホーム計画中の夫婦喧嘩の原因は「自分の意見も取り入れてほしい」ということです。
特に、デザインや間取り、立地、建物の形態など、直接マイホームに関する項目については、「そんなことにこだわる理由がわからない」という思いがあっても、最低1つはお互いのこだわりを採用するようにしましょう。その後、予算や納期などの事情が許せば、さらにこだわりをプラスしていくようにします。

対策② 専門家や第三者の意見を聞く

夫婦喧嘩の傾向として、最初の問題から論点がズレていき、いつしか相手への非難合戦になってしまい収拾がつかなくなることが多いようです。
「冷静な話し合いを心がけましょう」といったアドバイスは多いのですが、当事者だけでは、どうしても感情が先走ってしまいます。
そこで、マイホームに関する考え方で意見が対立した場合は専門家や第三者が入ることで、お互いの“心の暴走”を止めるという手を試してみてはいかがでしょうか。
担当者も「お二人の意見が食い違う時は、他の方の事例やシミュレーションした結果を丁寧に説明すると、やがてお二人とも冷静になっていき、お二人で検討して話がまとまることも多い」と言います。

対策③ 相手への思いやりを持つ

経験者のアドバイスとして多かったのは、「夫婦喧嘩にならないためには、相手への思いやりを持つことが大切」という、きわめて平凡なものでした。
「結局のところ、相手の考えや言い分をちゃんと聞いてあげて、その考えを認めてあげることが第一段階なのだと思います。交渉事って、始めからこちらの結論ありきだったり、強引にこちらの意見を通そうとするとうまくいきませんよね。マイホーム計画中の夫婦喧嘩は、まさに交渉決裂状態です。そうならないためには、相手の立場を思いやってあげるところから始めないといけないのです。不思議なもので、こちらが理解を示すと、相手もこちらの言い分を理解してくれることが多くなります。もちろん100%満足できるようなことはありませんが、それでもキーとなるのは思いやりなんです」といった声が寄せられました。
また、マイホームを持つという期待感や「本当にちゃんと返済できるのか?」といった不安などが入り交じって気持ちが落ち着かないため、マイホーム計画中は、ちょっとしたきっかけで興奮して相手を責めることが多いようです。そういう心の状態なんだという自覚を持つだけでも、夫婦喧嘩の回数は減るに違いありません。

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