マイホーム計画中の夫婦喧嘩ランキング こじらせると離婚リスクが増大!⑤

第4位:デザイン・カラー

せっかくマイホームを建てるなら、自分の好みの家にしたいと誰もが思うものですが、その好みが違っていたら、あなたはどうしますか?
マイホーム計画中の夫婦喧嘩ランキング第4位は、「デザインやカラー」に関することです。

デザインの好みが違う!

特に注文住宅の場合に起こるのが、デザインの好みの違いによる意見の対立です。北欧風の落ち着いたデザインがいい、伝統美を活かした和モダンな家にしたい、あたたかみのあるカントリー調がいい、まるでホテルのようなシンプルで機能的なハイセンスな空間を追求したい…など、人によって好みがバラバラです。
担当者によると、女性はインスタなどで事前に情報収集しているため、それなりに自分が思い描くイメージが確立しているが、男性はそうした情報収集ができていないため、女性が提案するデザインに反対意見を述べるだけで、話し合いになりにくいそうです。
また、一般的に女性のほうが、デザインセンスが優れている場合が多いとか。女性は日頃から服装やヘアスタイル、メイクなど、ファッションへの関心が高いため、そうしたデザインセンスを磨く機会が多いことも影響しているのかもしれません。
一方、男性は目にした住宅展示場のモデルハウスのデザインを一目で気に入ったとか、友人宅がそうしているからといったような唐突な決め方をする人もいて、妻から見ると、「私はちゃんとSNSでいろいろ調べて、熟考して、我が家に最適なデザインを選んでいるのに、あなたは何?テキトーに決めて」
「俺だって考えているさ。まさにこれだとピンと来たんだよ」
「そこが、いい加減だというのよ!」
こんな感じで、言い争ってしまうようです。
デザインの好みは感性の問題でもあるので、やっかいです。

床・壁などのカラーの好みが誓う!

経験者が挙げた、好みの違いがやすいところは、床や壁のカラーの好みでした。
「これから長く住むわけだし、子どもも小さいので、キズや汚れが目立ちにくいダーク系の床がいいと思ったのです」とは妻の意見。それに対して夫は「せっかくの我が家はなるべく明るい雰囲気にするべきだと思ったのです。子どもの情操教育上もキレイで明るい色のほうが絶対にいいはず!」とは夫の意見です。
ここまで極端でなくても、たとえば床の色はブラウンと決めたとしても、赤みの強いブラウンにするか、黄色みの強いブラウンがいいのか、ダークブラウンがいいのか、明るめのブラウンがいいのかなど、なかなか二人の意見が一致しない場合が多いそうです。
あるいは、モノトーンが好きな夫に対して、家庭的な雰囲気を出すためにカラフルなほうがいいという妻など、夫婦といっても、カラーの好みはなかなか一致しない場合が多いようです。

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