マイホーム計画中の夫婦喧嘩ランキング こじらせると離婚リスクが増大!③

第6位:タイミング

マイホーム計画中の夫婦喧嘩ランキング第6位は「タイミング」です。
マイホームへの関心度とも言い換えられるかもしれませんが、そろそろマイホームを!という気持ちが高まるタイミングがズレると、マイホーム計画がそもそも始まらなくなります。また、見学や打ち合わせに行くタイミングといった、ささいなタイミングのズレも回数が重なると、特に妻側の不満として溜まっていく場合があります。

マイホームを持つタイミングとは?

経験者の多くが、一度はモメたとか、相手を説得するのが大変だったと口を揃えるのがマイホームを持つタイミングです。
意外にも、「そろそろだよね」と二人とも一致したケースは少なかったのですが、その割には順位が高くないのは、最終的には積極派が押し切る形になることが多いからです。また一度決定すると、その後は反対意見が続くことがほとんどないという特徴もあります。
「教育費にお金がかかるから、マイホームを持つなら、なるべく早いほうがいいと思っていました。ところが夫は『まだ早い』という意見。頭金もあまりないし、もっと経済的にゆとりができてからがいいと言うのです。でも、経済的ゆとりができるのって、いつのこと?そんなんじゃ、いつまでたってもマイホームは手に入らないと思い、半ば強引に決めました」とはDさん。
渋っていた夫も、実際にマイホーム取得の段階まで来ると、さすがに反対はしなかったそうです。
ただし、レアなケースとはいえ、こじらせてしまうと、「まだ早いって、いつになったらマイホームが持てるの?そんな感じじゃ、一生マイホームを持つタイミングなんて来ないわよ」「別にいいよ。マイホームを持たなくても。一生賃貸で問題ない」と、売り言葉に買い言葉になってしまうこともあるので、気をつけましょう。
マイホームを持つタイミングはいろいろで、経済的な問題以外にも、転勤や出産、住宅ローンの金利、景気、たまたま気に入った土地や物件が見つかったなどがあります。
大きな買い物だけに躊躇するのは当たり前ですが、「えいやっ」と思い切って決めて良かったという人が多いようです。

見学・打ち合わせのタイミング

妻からのタイミングの苦情で多かったのが、見学や打ち合わせのタイミングです。
「日曜日の午後、いきなり『今からモデルハウスを見に行こう』と言うんです。マイホームにはとても興味があったので、見学には喜んで行きたいところですが、突然言われても、家事の予定もあるし…。それにせっかく行くなら、いろいろ聞きたいこととか、見たいポイントとか押さえてから、行きたいじゃないですか。でも、突然だと、ゆっくり見回る時間もなく、なんで今言うの?って感じになりました」といった声がありました。
また、夫が勝手に担当者と打ち合わせの日時を決めたうえ、そのことを直前にしか言わないので困ったという意見もありました。
二人が気持ちよくマイホーム計画を実現していくには、いろいろなシーンでのタイミングの良さも大切なようです。

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