夫をその気にさせる水面下マイホーム計画 夢づくりの第一歩は夫から!③

夫の心配ごとランキング:その3 将来の自由度が制限される!

マイホーム計画に乗り気でない夫の心配ごとランキングその3は、マイホームを購入することによって将来の自由度が制限されてしまうのが嫌というものです。
将来の自由度が制限されるとは、住宅ローンを抱えることによって経済的負担が大きくなり転職の足かせになる、趣味など好きな事にかけられるお金が少なくなる、家の転居などを気軽に行うことができないなどが挙げられています。

経済的負担で好きなことができない!

「もともと家族を持つことだけでも将来の自由度が狭まるなという気持ちがどこかにありました。さすがに『妻と子どもは俺が養わなくては~』的なことは考えていないけれど、独身時代に比べたら、かなり制約があるのは事実。それに加えてマイホームまで購入したら、今度は家にまで縛られて、俺の人生はがんじがらめにされていると感じてしまいます」とはCさん。
バイクが趣味でツーリング好きなCさんにとって、マイホーム購入でお小遣いが減らされるのも苦痛だとか。マイホームとバイク、本音ではバイクを優先したいそうです。
現実的な妻からすれば、何を子どものようなことを言っているのか?と反論したくなりますが、いくつになっても趣味や自分だけの世界に没頭したいという願望を持つ夫は多いようです。
また、経済的な負担もさることながら、転職や転勤への自由度が狭まることが嫌という人もいました。
「私は、家族は一緒に暮らすのが良いと思っている派です。しかし昔ほどではないにしろ、わが社では定期的な転勤があります。もちろん転勤を断ることもできますが、出世したいなら転勤を拒否するわけにはいきません。そうするとたぶん単身赴任するしかなくなります」とのこと。
あるいは、単純に、いろいろなところを旅して自由気ままに生活できる環境を整えておきたいという意見もありました。
コロナ禍でリモートワークが進み、職種によっては好きな場所で仕事をして、出社は月に一度でOKという生活も現実味を帯びてきました。そんな人にこそ、居心地の良いマイホームがぴったりだと思いうのですが、実際にはいろいろな場所へ移動できることが自由だと感じる夫もいるようです。

土地に縛られるのが嫌!

たとえば、仕事をしている間は今の土地に住むが、定年退職したら故郷へ帰りたいと実は考えているとか、都会暮らしは好きではないが、今は生活のためにここで働いている。でも、セカンドライフは自然豊かな場所でスローライフを送りたいといったことを漠然と考えている人もいるようです。
そうした夫からすると、マイホーム購入はその土地に縛られることになるので、将来の自由度を大幅に制限することになるというのです。

自然災害リスクが大きくなっている

また、最近の異常気象がリスクに挙がっています。過去と比較してここは安全だと考えていても、想像をはるかに上回る豪雨になったり、竜巻が起こったり…。関東圏には台風が来ることはほとんどないと思っていたにもかかわらず、数年前には千葉県で大きな被害が出ました。「1年前に新築したばかりなのに、倒壊してしまい住めない。住宅ローンだけを抱えて、いったいどうすればよいのか?」といった被災者の話はよく耳にします。
そんなリスクを背負うぐらいなら、賃貸生活のほうが身軽で良いのではないかと考える夫もいるのです。

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