新築の住宅ローン手続きの流れをご紹介 | 注文住宅を検討中の方へ

新築の注文住宅をする際は資金計画が重要です。
なかでも、住宅ローンの申請は必ずと言っていいほど、多くの人が行います。
申請の流れと手続き方法の知識を持っていないと、住宅ローンの審査に思ったよりも時間がかかって、焦ることになるかもしれません。
段取りよく住まいの計画を進めるために、今回は住宅ローンについてお伝えします。

住宅ローンを選ぶ

まずは住宅ローンを選びましょう。
住宅ローンの種類には、金融機関の私的融資と各都道府県自治体が行なっている公的融資、フラット35と呼ばれる協調融資の3種類があります。
それぞれ特徴があるので、家庭の経済にあった住宅ローンを選びましょう。

私的融資である金融機関を利用する際は、各機関によってプランや条件が違うので注意してください。
また、公的融資である自治体の融資は行なっているかどうかは地域によります。
自治体に確認をしてください。

住宅ローンに申し込む

住宅ローンを選んだら、さっそく申し込み手続きを行いましょう。審査は2段階です。

【事前審査】

購入する土地が決まり、ある程度住まいの計画が固まったら、住宅ローンに事前審査の申し込みをします。
必要になる書類は機関によって違う場合があるので問い合わせる必要がありますが、以下の書類を準備しておくとよりスムーズに申請手続きを終えることができます。

・申し込み用紙
・本人確認書類
・年収の証明書(源泉徴収票)
・住まいに関する書類
・実印
・保険証

一般的に、事前審査はおよそ1週間で完了します。

【本審査】

本審査は事前審査よりも基準が厳しい傾向にあります。
そのため事前申請よりも必要書類が少し多いので、ひとつずつ確実に準備しましょう。

・家族全員の住民票
・印鑑証明書
・課税証明書
・年収の証明書(源泉徴収票)
・身分証明書
・実印
・住まいに関する書類
・保険証

こちらはあくまでも一例ですので、必ず機関に確認をとってすべての必要書類を揃えてくださいね。
審査は約7日~10日で完了するのが一般的です。
本審査が通れば、あとは融資が実行されます。

書類集めで注意すること

例えば住宅ローンを申し込むのが遅くなって、慌てて準備することになった場合でも、焦らずひとつずつ確実に集めるようにしましょう。
書類に不備があった場合は再度用意しなおす必要があり、あまり嬉しいことではありません。
できれば1度で審査を終わらせたいですよね。
そのために余裕を持って1ヶ月、2ヶ月前から書類を揃えておくことをお勧めします。

さいごに

住宅ローンで大切なのは、焦らず必要書類を揃えることが大切です。
スムーズに審査へ入り、融資をしてもらうためには時間に余裕を持った行動をしましょう。
詳しい必要書類については、ローンを申し込む機関に必ず確認をとってください。
住宅ローンを使って、住まいの資金計画をうまく運びましょう。

ZEHの注文住宅をお考えの方必見!ローンや優遇制度解説します。

エネルギーを自給するZEHという住まいの形が人気を集めています。
そんなZEHを注文住宅で購入されるときに気になるのが資金計画ですよね。
そこでこの記事では、ZEHのローン制度、またその優遇制度について解説します。

どんなローン制度、優遇があるのか

エネルギーを自給自足するecoな住宅として人気を集めているZEHですが、新築で建てるときにどのような資金計画を考える必要があるのでしょうか。
一般的な住宅に比べ、断熱性能、省エネ性能、エネルギーを創出するための太陽光発電の設置などで初期費用がかかるZEHには、いくつか建築費用の優遇措置があります。
今回は、その中でもフラット35SとZEH支援事業による補助金についてご紹介します。

フラット35は住宅ローンの定番ですよね。
35年間全期間固定金利で組むことができることからこの名前がついている住宅ローンですが、実は金利を引き下げることができるフラット35Sという仕組みがあります。

*フラット35Sとは

一般的なフラット35で求められる条件より厳しい条件を満たした住宅に適用される制度がフラット35Sです。
そのメリットとして、借り入れを開始した時期から5年から10年間の当初金利が減り、長期的にみた利息の負担が軽くなることが挙げられます。

*適用される条件

フラット35Sを利用するためには通常のフラット35の条件に合わせ、追加で条件を満たす必要があります。
省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性といった条件のうちどれか一つでも条件に達することで適用されます。ZEHは高い省エネルギー性を持ちますので、これらの条件を満たすことが比較的簡単です。

補助金

日本政府は地球環境への影響を考え、ecoな住宅であるZEHの普及に取り組んでいます。
そこでZEHの条件を満たした住宅には補助金が交付されることになっています。その金額は年によって異なり、平成30年度は定額で70万円が補助金として交付されます。また蓄電システムを導入した住宅はこれに合わせて30万円を受給することができます。

*受給のための条件

補助金を受給するためには条件を満たす必要があります。
この条件は住宅がZEHの条件を満たすことと等しく、強化外皮基準、一次エネルギー消費量の削減、再生可能エネルギーの導入などがあります。
注文住宅でこれらの条件を満たした住宅を実現させるためにはZHEビルダーに依頼をし、注文住宅を設計、建設することが必要です。

□おわりに
この記事では注文住宅でZEHを購入する際に利用できる住宅ローンと補助金についてご紹介しましたがいかがでしたか?
ZEHはどうしても建築費や初期費用がかかってしまいます。
今回ご紹介した制度を利用して賢く資金計画を立てましょう。

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