リノベーションのメリット・デメリット

今回はリノベーションのメリット、デメリットについての説明です。

メリット

1. 自分好みの設計ができる

リノベーションの最大のメリットです。リノベーションは、既存の建物に付加価値を与える改修ができるので、各人のライフスタイルに適した、設計ができます。
例えば、部屋の壁を無くして大きな部屋にしたり、建物の枠組みだけを残して、建物の設備を含めて大規模な工事をするスケルトンリノベーションなどで、既存の建物に捉われないアイデアを実現できます。

2. 物件の選択肢が広がる

新築を考えていた人の場合、リノベーションをする中古物件も候補になり、選択肢が広がります。
例えば、中古物件で設備に不満がある物件でも、リノベーションで変更できるため、物件数が少ない人気なエリアでも選択の幅が広がります。

3. 新築より安くコストを抑えられる

新築物件の購入と比べて、中古物件を購入し、リノベーションする方が割安です。
エリアや条件によって変動しますが、中古リノベーションは、新築物件と比べて約5割ほど、コストを安く抑えられます。

デメリット

1. 購入してから住むまでの時間が掛かる

「中古物件を購入し、リノベーションをする」流れなので、物件を購入してからすぐに住めません。
また、リノベーションは自由度が高い分、施工会社と打合せした上で形にするので、工事もすぐに始められるわけではありません。新しい家にすぐ住みたいという人には適していません。

2. 物件自体の性能、耐震性に注意が必要

1981年に耐震基準法の見直しがあり、それ以前の耐震基準で建てられている物件の場合、耐震性が低いため、新たに補強工事が必要となるので注意が必要です。
また、中古住宅は経年劣化により、住宅の性能が低下しているリスクもあります。専門業者と物件選びすることをおすすめします。

3. 追加費用が見えない

リノベーションで大規模な工事を行ってから、内部構造の劣化などで追加に費用が必要になる場合があります。
そのため、見積っていたコストより、高くなる場合があるので、注意が必要です。

メリットとデメリットを理解したうえで、リノベーションを是非検討してみてください。

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