今回はリフォーム、リノベーションの違いについてご紹介します。
よく耳にする「リノベーション」という言葉ですが、リフォームとどう違うかを、ご説明します。
それぞれの言葉の意味からご説明します。
リフォームは、「老朽化した建物や一部の設備を新品の状態に修復すること」です。
リノベーションは、「大規模な改修工事をして、付加価値を与えること」です。
実際の例からそれぞれの違いを、ご説明します。
例えば、壊れたドアを修繕したり、古くなったトイレやキッチンを
新しくしたりすることはリフォームを指します。
「元々あったものを、原状回復する」というイメージが、リフォームです。
それに対してリノベーションは、部屋を増やす為に間取りを変更することや、
壁の補修工事、水道管や排水管などの配管工事などを指します。
それぞれを比較してみましょう。
リフォームは、リノベーションと比べて工事費用は安く済みます。
また、工事の期間についても、規模によりますが、
1日~1カ月程で完了するので、リノベーションに比べると早い期間でできます。
しかし、依頼できる内容の自由度を重視すると、リノベーションの方が上です。
間取りの変更や、内装の工事、全体の改修工事まででき、
「建築当初よりグレードアップした性能にする」には、リノベーションが適しています。
ご自身が行いたいのはどちらかを理解すれば、イメージもより具体的になると思います。
次回はリノベーションのメリット、デメリットについてご説明します。