木造住宅の耐震性

注文住宅では木造で建てる方が多いのですが

木造の耐震性ってどうなんでしょう。

単純に木って鉄骨や鉄筋コンクリートより弱いイメージがあるので

耐震性も一番弱いのではないかと思われがちですが・・

実は一概には言えません。

耐震性は屋根材などの重さや、耐力壁の多さ、床材などのバランスに
よっても変わってきます。

つまり屋根などは軽い方、耐力壁は多い方が揺れには強いのです。

そしてすべてのバランスが良いものが耐震性が高くなります。

 

耐震性の高さを表すのに耐震等級という数値があります。

国内で大きな地震があるたびに耐震基準が高くなってきました。
■耐震等級1

・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない
・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
■耐震等級2
・等級1で想定される1.25倍の地震が起きても耐えられる
■耐震等級3
・等級1で想定される1.5倍の地震が起きても耐えられる
上記のように定められています。

但し東北大震災も想定外の災害でしたように今後の地震についてはどのくらいの規模で
発生するのかは予測が難しいかと思いますが
家族が安心して生活するための住宅という意味でも耐震等級には注目をしたいところです。

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