木造住宅のメリット、デメリットについて

今回は木造の注文住宅のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

まずはメリットについてです。

①自由度の高い設計ができる

木造は基礎と土台、柱と梁で強度を保っているので、比較的自由度の高い設計ができます。

また、将来リフォームや増築を考えた時に、壁などを移動したり取り外したりすることが比較的容易にできる点もメリットです。

 

②建築費用が安い

木造住宅では、他の構造と比べて、材料費が安価で済むことや、

構造体が軽く基礎工事に手間が掛からないことなどで、建築費用を安くすることができます。

 

③快適に過ごしやすい

木材は熱伝導率が低く、断熱性が高い為、木造住宅では一年を通して快適に過ごせます。

また、木材は吸湿性に優れているので、梅雨や湿気が多い時期でも、空気中の水分を吸収して、

カビの発生を防ぎ、ジメッとした空気を軽減してくれます。

 

次にデメリットについてです。

①強度や耐久性が低い

一般的に鉄骨系に比べると、木造系は強度や耐久性が低いです。

また、湿気を吸収・放出して調湿する木材は、

伸縮を繰り返してソリや伸びが発生する為、経年劣化は鉄骨と比べて早いです。

 

②害虫被害や自然災害の影響を受けやすい

木造住宅では天然木材を用いるため、シロアリなどの害虫被害を受けることがあります。

また台風などの風雨による劣化の被害も、鉄骨系住宅と比べると受けやすいです。

 

これらのデメリットから、木造住宅では、定期的な点検やメンテナンスが必要となります。

 

このように、木造住宅では上記のメリット・デメリットが挙げられます。

注文住宅の特徴である「自由度の高い設計ができる」という点で木造住宅を選んだ際に、

デメリットを踏まえたうえで検討をすることをお勧めします。

メリット・デメリットを理解することで、最適な住まいづくりがよりイメージしやすくなります。

さらに、最適な住まいづくりを実現するためには、最良の建築会社を選ぶことも大切です。

すまいポート21では、お客様のご希望に沿ったご提案ができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「木」の種類

注文住宅を建てる方で一番多いのが木造です。
但し木造と言っても木についての種類はさまざまです。
■ヒノキ
特徴:耐水性強い 虫や菌に強い
使用:構造材として広く使われている
香りもGOOD!
■ヒバ
特徴:耐水性強い 虫や菌に強い 殺菌性が高い
使用:土台・浴槽・まな板などにも使われる
■ケヤキ
特徴:硬くて耐久性に優れている
使用:大黒柱
■スギ
特徴:柔らかく扱いやすく比較的安い
使用:構造材・造作家具など
■マツ
特徴:やわらかく
使用:柱や梁・床の間
■クリ
特徴:硬く耐久性あり 耐水性強い 感想が難しく技術要する
使用:土台・家具(木目が美しい)
■ミズナラ
特徴:たるに使われるオークの仲間
使用:建具・家具
■ブナ
特徴:腐りやすい(加工技術の進歩により以前ほどではない)
■アカマツ
特徴:ヤニが多く耐水性に優れている
使用:造作家具(木目が美しい)
和室・柱・梁
■サクラ
特徴:反りがなく扱いやすい 虫にも強い
■ウォルナット
特徴:きめが細かく高級
使用:造作やフローリング

そして加工技術も進化しています。

■無垢材
伐採した一本の木材を乾燥させて使う
シックハウスなどの問題からも無垢材を
要望される方が多くなりました
■集成材
木材を1本ではなく接着剤で貼りあわせたもの
無垢材よりコストがかからない
最近は集成材の技術も進歩しています。

木造という構造だけではなく
「木」の材質について調べてこだわってみてはいかがでしょうか。

憧れのルーフバルコニー

ルーフバルコニーって憧れますよね。
そもそもルーフバルコニーとベランダって何が違うのでしょうか。surprise
簡単にお話しますと・・
ベランダは外にせり出して作っているバルコニー
ルーフバルコニーは階下の屋根部分を利用したバルコニー
をさしています。
使い方としては・・
●植物を育てる空間
●テーブルなどを置いて食事
●読書やカフェ
●グランピング
●子供のプールや遊び場
等の趣味や遊びのくつろぎ空間としての使い方

●洗濯物を干す
●布団を干す
●物を置く
等の実用性も有ります。
そして何よりも開放感がありますよね~laugh

但し・・デメリットもあります。
●防水などの強化によるコストが上がる
●定期的なメンテナンスが必要
●外なので当然落ち葉やほこりなどもたまるので
こまめな日常の掃除
そこをきちんと理解した上での設置が必要です。
建築会社と詳細を打ち合わせご納得のいく中で
素敵なルーフバルコニーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

外観選び

外観は家づくりの一番のテーマを表しているともいえるぐらい
大切であると考えます。
その外観を考えるとき大切なことがあります。

■家の形
シンプルな形⇒スタイリッシュな感じ
複雑な形⇒重厚感のある落ち着いた感じ
■窓の配置
窓をどこにどの大きさや形にするかで雰囲気が変わります。
間取りとのバランスも左右するので配慮が必要。
■外壁
白っぽい色⇒明るい雰囲気ではあるが雨の跡などが目立つこともある
暗い色⇒落ち着いた重厚感を感じる
また、2色使いなども多く使われます。
コントラストが効き立体感が出ます。

これらを踏まえ間取りや内装なども配慮したうえで外観を考えてみてください。
外から見た時にご自身で惚れ惚れするような外観にして下さい。

コストダウン可能なところ・・

注文住宅は要望を言っていくと当然ながらコストは
どんどん上がっていきます。
そこでその中でもコストダウンが可能な点をいくつか挙げてみます。
■延べ床面積を減らす
■水回りをまとめる・・排水管工事の関係から
■窓の数を減らす・大きな窓にしない。
■和室⇒洋室
■収納を各部屋ではなく一か所の大きなクローゼットでまとめる
■設備機器・家電を最新じゃないものへ
等コストダウンの方法は設計士との相談で可能な部分もございます。

但しコストダウンしてはいけないものとしては
耐震性・断熱材・屋根や壁などの部材・・
これらはコストダウンをすると当然耐震性・断熱性もダウンしてしまうので
NGです。
また、せっかくコストダウンしても後々メンテナンスがかかったりすると
何の意味もございませんのでそこの確認も大切です。

そして無謀なコストダウンを要求するのも後々のトラブルになるので
避けたほうが良いかと思います。
そもそもそのような建築会社を選ばないよう建築会社選びが重要ということになります。
家づくりは施主様と建築会社との有効な関係によって成功を果たすものですから・・

請負契約時の注意点

建築会社が決定し
建物について詳細を決めていくときに
建築会社と請負契約書を交わすことになります。
その時の注意点についてちょっと話しましょう。

■サイン・押印は納得がいってから・・
設備や壁の色や建具などは詳細を詰めていきながら後で
決めても良いのですが間取りや仕様などについては契約書を交わす前に
納得がいってからサイン・押印しましょう。
■値引き交渉は契約前に・・
値引きの交渉は契約書を交わす前に建築会社に伝えておきましょう。
■着工と引渡の確認
着工時期・引渡時期については請負契約書にも記入されていることを
必ず確認してください。
■支払いの時期の確認
建築会社によって支払時期は異なりますが
契約時:10% 着工時:30% 上棟時:30% お引渡し時:30%
もしくは契約時:100万円 引渡時:残金
という会社もございます。
その支払い時期の確認も重要です。
住宅ローンを利用する場合はその支払いに合わせてローンを
実行してもらわなければなりません。
なお、契約時に50%の支払いを求める会社はNGです。
まだ着工もしていないのに報酬を求めるなんて
有りえないからです。
■設計監理に関しての契約書を交わす
設計や監理に関わるトラブルを避けるためのものです。
■アフターメンテナンスの確認

建築会社との請負契約はその建築会社との
長いお付き合いの確約でもあります。
トラブルが起こらないようしっかりと納得がいく進め方をし
楽しい家づくりをされてください。

注文住宅の外観

家を建てる時に当然内装や設備も気になりますが外観もかなり意識しますよね。

注文住宅の外観は好みです。
分け方はいろいろありますが
例えば・・
■和風
■和モダン
■洋風
■洋モダン
■シンプルモダン
■北欧風
■南仏風
■アーリーアメリカン風
■ウッドハウス風
テイストはお好みですが最近はシンプルモダンを
選ばれる方が多いように思います。
意外と多くなってきたのは和モダン・・
やはり木の風合いに良さを感じる人が多いのでしょうか。
自然素材を使いたいという要望も増えています。

外観は内装とのバランスやメンテナンスなどの考慮をし
選ばれるのが良いかと思います。

顔でもある外観は重要視するべき一つであることは
間違いないです!
それを選ぶことが出来るのは注文住宅の良さでもございます。
外出から帰る時ご自身の家の外観を見て
「いい家だなあ~」って言いたいですよね・・(*^_^*)

okamotoでした・・・(*^_^*)

工務店とハウスメーカーの違いがわからない!注文住宅をお考えの方へ

注文住宅の悩みのタネのひとつは、「建築会社選び」です。
多くの人が、せっかく注文住宅を依頼するなら、納得のいく住まいにするために信頼できる建築会社に依頼したいと考えるでしょう。
それだけでなく、「あなたの住まいの理想を実現できる建築会社」に出会いたいですよね。

工務店とハウスメーカーの違いを把握していないと、あなたの理想を実現してくれる建築会社を見逃してしまうかもしれません。
今回は、両者の違いについてお伝えします。

◆工務店は地元に根付いた力がある

工務店は、住まいの建設を請ける、地元に根付いた建設事業を営む業者を指します。
工務店とひとくちに言っても、実際には多くの工務店が他の工務店と差別化をはかろうとし、独自のプランや特徴を持っているので内容が様々です。

価格

ハウスメーカーと違い多大な宣伝広告費をかけない分、建築費用をおさえることができる場合があります。
宣伝広告の代わりに口コミでの評判獲得を狙う工務店は、一定の評判があれば信頼できると言えるでしょう。

技術力・品質

工務店によって違うので、一概に良し悪しを述べることはできません。
当該工務店の実績を見て、希望する住まいを実現できる技術力があるかを確かめましょう。
施工現場や、完成見学会のイベントでご自身の目で確かめるのも良い方法です。

工期

大きな工場を持たない(場合が多い)工務店は、ハウスメーカーよりも完成までの時間がかかります。
これは、依頼者の理想を十分に検討する結果なので、長い工期の分住まいへの強いだわりを実現できる可能性があります。

◆ハウスメーカーは全国に展開する力がある

ハウスメーカーは、全国展開しており、全国各地の住宅展示場にも出展しています。
会社により、鉄骨系、木質系、ツーバイフォーなどの商品ラインアップをもっています。

価格

ハウスメーカーは、宣伝広告費を比較的多くかける傾向にあります。そのため工務店よりも建築価格が高くなる場合があります。
全国展開しているだけあって、信頼性は心配ありません。

技術力・品質

全国展開しているハウスメーカーは、自社独自の研究施設を持ち新しい技術開発と商品開発を行なっています。自社工場を持っているのも特長のひとつです。

工期

地元工務店よりも短い工期で住まいの建設を終えることが期待できます。
ハウスメーカーはすでに完成した住いのモデルを商品としているため、建設方法が一定であるためです。

◆【おわりに】
あなたの理想の住まいを実現するには、工務店とハウスメーカー、ビルダーどの建築会社に依頼するのが最適か見極めることが大切です。

新築の間取りは動線を考えるべき! 住みやすい注文住宅のコツとは?

「新築の注文住宅を考えているけど、生活しやすい間取りのつくり方がわからない」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
生活しやすい間取りをつくるには、実際の生活を想像することが大切です。

「1日の流れ」、より具体的な「ある特定の動作を行うときの生活動線」を想像することがポイントになります。今回は、間取りをつくる際に生活動線をどう考慮すればいいかご紹介します。

●家事をするときの生活動線

住まいの生活のしやすさを1番実感するのが家事です。
日々の掃除、洗濯、食事の準備、収納など、家事の内容は様々ですが、どれも住まいの中を行ったり来たりする必要があります。
家事の動線を減らして、最短にすることによって生活のしやすさが格段に上がります。
例えば、浴室と洗濯機、洗濯物を干す場所は同じフロアに統一することをオススメします。特に1階に統一する方が好ましいです。
理由は、洗濯のたびに階段を昇り降りしなければならないのは不便であるからです。
加えて夏場汗をかいて帰ってきた時や、外で汚れて帰ってきたときに、浴室が2階にあると、そこにたどり着くまでに他の部屋が汚れてしまうのも理由です。

●コミュニケーションを取るための動線

生活しやすい住まいに望むこととして、家族とコミュニケーションが取りやすいことも挙げられます。
例えば、「学校での出来事を聞きたいのに、子どもが顔も見せずに早々に自室に入ってしまう」という悩みの原因は間取りにあります。
解決策は、子どもが外から帰ってきて自室に入るまでの生活動線に、家族と話す場所を組み込むことです。
つまり、子どもが自室に行く前に、家族がいるリビングや家事をしているキッチンを通らなければならない間取りをつくればいいのです。

●片付けをするときの動線

住まいを綺麗に保ちやすいと、生活しやすいと感じますよね。収納のしやすさが、住まいを綺麗に保つカギになります。
ところで、収納のしやすさにも動線が関係するとご存知でしょうか。
使ったものの収納動線を、その場で終わらせることがポイントになります。

例えば、子ども部屋におもちゃ箱があるとします。
・子どもはリビングで遊ばせていて、いつもおもちゃが散らかっている。
・玄関には外で使ったおもちゃのボールが置きっ放しになっている。
という状態が頻繁に起こっているとします。
この場合、子どもがお家で使うおもちゃの収納場所はリビングに設ける、外で使ったボールのおもちゃは玄関に収納ができるように考慮すると良いでしょう。
外で使うけど中では使わないものは玄関で収納動線が済むようにし、リビングで使うものはリビングで動線が終わるようにすることがポイントです。

●終わりに
今回は間取りを考える際に動線を考慮するポイントをご紹介しました。
動線を減らすことを意識し、また動線を利用することで生活のしやすい住まいの間取りが実現できます。
あなたの生活動線にあった間取りを考えてみましょう。

新築の注文住宅の間取りの決め方は?デッドスペースを作らない方法

皆さんは、注文住宅の間取りを考える時に「デッドスペースの活用」に注目していらっしゃいますでしょうか。実は、間取りを考えるときに最も注意してほしいことの一つに「デッドスペース」を作らないというものがあります。デッドスペースを収納として活用することで、生活上の便利を感じることができ、また、部屋を広く見せることもできます。そこで今回は、「デッドスペースの作らない間取りの考え方」についてご紹介いたします。

階段下

デッドスペースが生まれやすい場所として代表的なのが階段下ですよね。
2階以上の家を建て、階段の設置場所を考える際には、同時にその下のスペースの使い方も考えると良いでしょう。リビングに設置したオープン階段でおしゃれな収納のスペースとして活用したり、キッチンとして使われたりこともあるようです。斜めになっているこの空間は使いにくいですが、だからこそ上手く活用したいものですね。

屋根裏

次にデッドスペースが生まれやすい場所は屋根裏です。この場所の活用方法として一般的なのは収納ですが、条件次第では小さな部屋としても使うことができます。ロフトのようなスペースで自分だけの書斎を作ってみるのもいいかもしれませんね。

床下

床下も使い方次第では便利なスペースにすることができます。たとえば、和室の小上がり部分の床下の場合、引きだしを設けることで、床下のデッドスペースが収納として活用することが可能です。床下の広いスペースへの収納が可能になれば、わざわざ収納のために棚を購入する必要もありません。

キッチン

キッチンにもまだ収納できる場所はあります。キッチンには多くのものがあり、収納が出来る場所は豊富にある方がいいですよね。キッチン台の奥行が深い場合やL字やU字キッチンのコーナー部分は特にデッドスペースが生まれやすいものです。市販の商品を利用した棚を設置したり、壁を予め厚く作ってその部分に収納スペースを設置したりすると、活用できるかもしれませんね。

以上、デッドスペースの作らない間取りの考え方について紹介いたしました。これから注文住宅を建てることをお考えの方は、実際に間取りを考える際に今回の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。住んだ時の生活をイメージし、無駄のない間取りが実現することが理想ですよね。
注文住宅について知りたい方は、ぜひ一度すまいポート21までご相談ください。

フォームへ